シェーファーの歴史と魅力を手元に感じられる一本です。また、パラジウムを軸素材に使っている点で珍しいです。 シェーファーの象徴ともいえる「インレイドニブ」は、PFM、インペリアルなどのモデルで一世を風靡しましたが、40年以上前に生産終了。 しかし2010年以降、レガシー ヘリテージとして復活を遂げました。この万年筆は、アメリカンエクセレンスを彷彿とさせる美しいデザインを纏い、独特のペン先が生む書き味は個性的です。 現在のシェーファー社はこのタイプの、モデルの生産を断念したため、希少価値が高まりつつあります。 宝石商の拘りから世界のスタンダードへSHEAFFER シェーファー/米 万年筆の黄金時代を築いたブランドのひとつ、シェーファー(USA)。 1900年初頭、アメリカ/アイオワ州で宝石商であったウォルター・A.シェーファー氏は当時使っていた万年筆のあまりの使いづらさがきっかけとなり、 自ら万年筆作りに取り組みます。そして1907年に「レバー式充填万年筆」を開発し、これが大成功。 以来、正式に会社を興し、本格的な万年筆メーカーとして活動をスタートさせます。 続いて開発した「ライフタイムペン」。当時としては珍しい、構造上の故障を永久に保証するという画期的なサービス。 当然このペンも多くの支持を受け、大反響と成ります。 以降、優れた技術力を活かし、疲労感を軽減する万年筆「バランス」や インク充填をより簡単にした「タッチダウン式吸入」等、次々と独創的な機能を持った万年筆を世に送り出します。 こうした技術力と信頼性は瞬く間に世界中に広まり、万年筆の歴史に大きな足跡を残します。 1951年には当時の日本国首相、吉田茂氏が国連の調印式でシェーファーの万年筆を使用。 アメリカの元大統領であるリチャード・ニクソン氏やロナルド・レーガン氏もシェーファーを愛用していたとして有名です。 #万年筆 #シェーファー #パラジウム